家への帰り道、隣を歩く悟浄に尋ねてみる。
「ね、悟浄。あそこでのお仕事って何だったの?」
「あ?あぁ。新作カクテルの試飲…ってトコか。」
「…へぇ。」
「この辺のヤツラって意外と舌が肥えててな。ンで、毎回同じの出してても売れないってンで、時々あーしてオレが味見してやってんの。」
そう言えば、あたしは一杯しか飲まなかったけど、悟浄の前にはやたら空になったグラスが置かれてたっけ。
「ちなみに、チャンの飲んでたカクテルも今回頼まれたヤツのひとつだったんだゼ。」
「…えぇ!?」
「ちゃーんと、マスターに伝えといてやったからな。」
ニヤリと楽しそうに笑いながらタバコに火をつける悟浄の腕をガシッと掴む。
「なんて言ったの!?」
「そりゃもう、チャンがあそこで言ったコトそのまんま。」
――― なんて言ったっけ、あたし…
「チャン、マスターに気に入られてたみたいだぜ。」
「…うぅ、最初から言ってくれればもっとちゃんと意見言ったのに。」
「カッチカチの頭で言われる言葉より、自然と出る言葉の方が作り手には嬉しいんだとさ。」
「…そう、かな。」
「そ。だから帰りに行ってたろ?またおいで、ってな。」
――― あぁ、そうか…あれはそういう意味だったのか
悟浄に連れて行って貰ったお店は、最初はちょっと怖いって思ったけど、そこにいたのは温かな眼差しで美味しい飲み物を作ってくれるマスターがいるBAR。
もうちょっと慣れたら、今度は夜にも行ってみたいな。
少しだけ、オトナの気分になれる気がするから。
場面がころっころっころっころ…山道を転がる石のように変わりますね。
読みにくくてすいません…でもなんか、甘そうだったし…折角ここまで書けてるしってので、無理矢理引っ張り出してしまいました(苦笑)
一応下記は、これを書き上げた時…のコメントらしきものです(笑)
後半を無理矢理まとめて、形にしようというセコイ考え(苦笑)
本当は後半悟浄と一緒にビリヤードするつもりだったんですが、さすがに間に数年入ると書けませんって。
でも折角まとまってるんだから、在庫一掃を目指してなんとか終わらせてしまいました。
…うわっ、すっげぇ無茶がある(汗)
ちなみにマスターに渡したメモは、八戒に頼まれたお酒の種類の書かれたメモです(笑)
ようするにマスターのお仕事+八戒の買出しにも使われてるのです、悟浄は。